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エストニア共和国より愛をこめて

北欧の小国に留学中の大学生が当地への留学や観光、社会生活についての情報などをお届けします

学部留学に必要な語学力をできるだけ低予算で身につけてみる、の巻

ツイッターにて「留学にあたって、英語についてはどのように準備したのか、語学学校に通ったりしたのか」という質問をいただきました。

私は語学学校には通わず、独学をベースに、英会話のオンラインレッスンを1年半ほど受けて、なんとかタリン大学に出願可能な語学レベル(※注1)に到達することができたのでした。

世の中には留学志望者向けコースがある英会話教室や TOEFL 対策専門の学校がたくさんありますが、いずれも授業料が高額なのですよ…。月に2~3万円とか、それ以上かかってしまうはず。
語学留学、というのも考えませんでした。1週間くらいの短期留学ではコストに見合った成果が得られるかどうか疑問だったのと、それ以上の期間となるといちど仕事を辞めないと無理ですよね。

留学を準備していた当時、私は東京でひとり暮らしをしながら社会人学生をやっておりまして、日本の大学4年間分の学費と生活費を支払いながら、さらにエスト ニア留学のための費用も貯めなければならないという状況だったのですよ。留学準備にかかる費用をできるだけ減らしたかったわけです。ということで、必然的 に「基本は独学」「独習が難しい会話についてはオンラインレッスン」という形態になりました。他に選択肢はなかったので。

独学はもっとも低予算な手段ですよね。教材を買って自分で勉強すればいいわけで。私の場合、文法書や辞書、CD付きの TOEFL 参考書や問題集などを大量に購入しましたが、それでもすべて合わせて数万円ほどだったと思います。

オンライン英会話のレッスン料は月額5000円くらいで、出国直前まで続けていたので、かかった費用は総額で8~9万円です。

というわけで、私の場合は大学に出願できる語学レベルをクリアするのに、十数万円ほどの費用がかかりました。結構お金使ってますねえ…。でも、語学の専門学校に通ったり語学留学をしたりするより、はるかに安く抑えられたと思うんですが、どうでしょう。

さて、英語がそれほどお金をかけずに学べるのはいいとして、どの程度のレベルの英語力があればエストニアの大学に留学できるのでしょうか。

ヨー ロッパの大学の場合、現地語を高等教育レベルで運用できなければ入学を許可しない、という条件があることも多いようですが(特にBAは)、タリン大学の場 合は英語で教授されるクラスのみの履修で卒業できます(※注2)。しかもエストニア語も必修ではなく選択科目の一つなので、現地語をまったく勉強しないま ま卒業することも可能です。

タリン大学が出願のための条件としている英語のレベルは、

IELTS  (International English Language Testing System) academic: 5.5
FCE (First Certificate in English): A
CAE (Certificate in Advanced English): C
CPE (Certificate of Proficiency in English) : C
TOEFL (Test of English as a Foreign language) paper version: 525, internet based: 70, computer-based: 196

Proof of English Proficiency - Tallinn University より抜粋

と なっています。意外にハードルが低い!ただしこれらは最低のラインなわけで、当然スコアが高ければ高いほど有利かと思います。TOEFL の場合、出願締め切りまで何度も試験を受けて、最もよいスコアを提出するのがよいのではないでしょうか(ただし、私は70を初めてクリアしたときのスコア をいきなり出しちゃいましたが…)。

以上、あくまで私の場合について書いてみました。「アメリカやイギリスに経営学修士を取りに留学したい」みたいな人には全然参考にならないはずなので(私には想像がつかない世界ですなー)、各自必要な情報をネットで検索してみてくださいな。

(※注1)タリン大学の判定では、私の英語のCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)は「B2」で、「英語で大学教育を受けることができるレベルですよ」ということになっています、一応。ただし、実感としては自分はB1くらいではないかと思っているんですけどね…。授業はかなり苦労しながらなんとかついていけている感じです。もっと頑張ります…。

(※ 注2)タリン大学は多くの学部が英語で教授されるクラスを持っており、留学生の受け入れに積極的なのですが、タルトゥ大学のBAの場合、英語で教授される コースがあるのは薬学部とビジネスコースくらいだったような気がします。MA以上は豊富だったはず。詳しくはタルトゥ大学に聞いてみてくださいまし。