読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

エストニア共和国より愛をこめて

北欧の小国に留学中の大学生が当地への留学や観光、社会生活についての情報などをお届けします

SMAP解散発表が世界に与えた衝撃とは

日本で最も有名なアイドルグループ、SMAPの解散発表は、青いイナズマのごとく世界を駆け抜けた。

英字紙ジャパン・タイムズは、このニュースをWEBサイトで大々的に報じた。

 

www.japantimes.co.jp

 

ニューヨーク・タイムズの田淵広子記者は日刊スポーツWEB版の紙面を引用し、SMAP解散がFAXにて発表されたことを英語で伝えた。

 

 

この解散発表は、前述のジャパン・タイムズ紙で野球関連のコラムを執筆しているスポーツライターのジェイソン・コスクリー氏にも衝撃を与えたようである。

 

 

「なんでまたFAXでの発表なの、2016年にもなって」

……そこか!!! そこなのか!!!

そうなんだ、日本ではまだFAXがシブトクつよく生き残っているのだ!

 

コスクリーさんがリツイートしていたこちらのツイートのとおり、日本では電機屋さんに行けばまだFAX買えますよ! 

 

 

今まで使っていた端末が故障したので買い換えってことかな? Hey Hey おおきに毎度あり!!

(つづいて『なんでまだFAXが使われてるの?』という質問を受けたコスクリーさんがBBCの記事を紹介しているので、興味がある方はお読みいただければと)

 

 

というわけで、海外のみなさんにとっては日本ではまだFAXが使われていることが不思議なみたいです。実はわたしも1か月くらい前に同じことをエストニア人から言われたんですよ。

学生寮エストニア人女子ひとり、ウクライナ人女子ふたり、そしてわたしというメンバーでお茶を飲んでいたんだけど、このエストニア人女子はアジア研究が専門で、来日経験はないものの日本についても大変詳しいのね(※前回の記事でちらっと紹介した『日本型雇用とひきこもり』について意見を聞かせてくれた人でもある)。で、ちょっと日本の話題になった際に彼女から「日本ではまだFAXが使われているんだよね?」という話になりまして。

ウクライナ人女子ふたりはちょっと不思議そうで「なんでFAX?? それって20世紀のテクノロジーでしょ?」と。そこでわたしが「日本のオフィスではまだ紙が使われているから」と解説したら「ああー紙か!! まだ紙使ってんだ!!」と納得してくれた様子でした。

「Hey hey hey girl, あと日本ではいまだに履歴書も紙にペンで書かなくてはならない場合があるんだよー。手書きが大事、という価値観が残っているので」と困ったように笑いながら補足しておいたんだけど、こういう精神論的なものってヨーロッパの皆さん的にはすごく時代錯誤に感じるみたいですね~。

「で、なんで手書きが大事なの? この大幅な価値観の差異の原因はなんだろう?」とも聞かれたんだけど、なんか文明論とか文化論的なものになってきちゃいそうで難しそうなので、「育ってきた環境が違うから」とかテキトーに答えておいたのでした。

さすがに日本でもFAXの需要も生産量も激減しているようですが、現在でも高機能なFAX端末が入手可能なんですよね。こういう感じで特別なonly oneになっちゃうことをガラパゴス化現象っていうんだっけ? 前述のエストニア人女子は「日本は社会が高齢化しているから、古い慣習が改められず残存してしまう傾向にあるのでは」と社会の電子化が著しい自国と比較した見解を聞かせてくれました。なるほどね……。率直な意見を聞かせてもらえるのはありがたいので鋭いご指摘にもKANSHAしてがんばりましょう。