エストニア共和国より愛をこめて

北欧の小国に留学中の大学生が当地への留学や観光、社会生活についての情報などをお届けします

「一度きりの人生を日本に捧げる必要はない」←正しい。

当ブログは承認制のコメント欄を設けておりますが、しばらく前から「コメントを書き込んでいただいても原則として承認しない」ことにしております。くだらないことを書き込んでくる人が多いので面倒くさくなっちゃって。

いただいたコメントもすべて読んでいるというわけではありません。「通りすがり」だの「名無し」だのといった名前で寄せられるコメントについては、本文を読むことはありません。

そうでないものは読んでいます。しかし、コメントを承認もせず、お返事もせずばかりでは申し訳なく感じないこともないので、今日は2か月ほど前にいただいたコメントをご紹介し、お返事します。

自分は社会人になりたてなのですが、日本を脱出したいという思いで日々英語を勉強しております。 きっかけはツイッターで「どうせ運動やったって日本は変わらないし、311以降変らなかったじゃん、一度キリの人生なんだから日本に捧げる必要はない」というツイートを見てからでした。 木野さん含め、日本で生きづらい人向けに情報を発信してくれる人が多くなってきて、助かります。 今はお金を貯めて、3年以内に留学を考えています。

わたしははっきりとアンガージュマン重視な人で、なにか社会運動を目にするたびに「お上に逆らうとは何事だ~!!」などとうるさい日本人たちの奴隷っぷりを小馬鹿にする記事をいくつも書いております(これとかこれこれとかね)。しかし「日本人なら日本社会のために身を捧げるべきだ!!」なんてことはこれっぽっちも思いません。そんなのは先の大戦中の発想です。

人間には移動の自由があって、どこでも好きな国に行っていいわけです。そして属している社会で役に立つ人になればいいのであって、お国(日本)のために自分を犠牲にする必要なんてまったくありません。

これから経済の悪化と社会保障費の増大で地獄をみることが確実な国なわけですから、「もう日本で生きていくのは無理そうだ」と思うんだったら、日本を離れるのも一つの手段ではあると思います。

わたしが「日本を離れよう」と決めたのはもう7年くらい前のことです。「このまま日本の国力の低下が続けば、国はわたしみたいな階層の人間を真っ先に殺しにかかるだろうな~」という考えがありまして。なので放送大学に入学して学問を始め、とりあえずヨーロッパの大学に入れる程度の語学を身につけてエストニアに移ったのでした。

日本って国全体がブラック企業みたいなもんじゃないですか。「ブラック国家」とでも言ったらいいのか(笑) しかも近い将来に破綻することがほぼ確実な。

一般に言うブラック企業に勤めている人で「過労で会社辞めたい……死にそう」なんて人がいたら、「ま、死ぬくらいなら会社を辞めればいいんじゃないの」とか言ってやったほうがいいと思うんですよね。「いや、会社と闘え!! 労働闘争をやるんだ!! きみは退職して逃げられたとしても、ほかの社員は劣悪な労働環境に残されることになるんだぞ!!」とか言われても、当人にしてみれば「知らんがな」って話ですよね(笑)

日本なんぞというブラック国家に対しても同じ態度でいいと思います。「どうせ日本は変わらないんだから、さっさと見切りをつけて自分だけでも逃げよう」ってのは、全然アリだと思いますよ。事実わたしだってそうしたわけだし。

ただし、「いや、ブラック国家に残って会社と闘う道を選ぶ!!」という人の足をわざわざ引っ張ったりすることはわたしはしません。企業と違って「国家」となると簡単に逃げられない立場の人だっているわけですし、「逃げられない人のためにも闘うんだ!」という人たちだっていますからね。わたしだったらむしろ応援しますね。

「日本は別にブラック国家じゃないだろ」「むしろ日本はホワイト。世界中から尊敬されているこの国に住めて幸せ! 日本SUGEEE!!!」とか思っている人たちのことは、もう完全放置でいいです。現状に満足してるんだから放っておけばいいじゃないですか。てか日本人のほとんどは別に日本の労働環境が悪いとは思ってないんじゃないですか。むしろ自ら進んで長時間労働をやっている人のほうが多いと思います。こういった人たちにはもう何も言ってあげなくていいです。好きで日本に住んでいる人たちなんだから。

www.sankei.com

ま、「逃げたい人への情報提供」的なことをしてくれている人が増えているのはいいことですよね。「ブラック日本を退職したいんですがどうしたらいいのかさっぱりわからないです」という人は少なくないかもしれないので、「退職してホワイトな国に行くという方法もありますよ。こんなやり方があって……」みたいな情報提供は、わたしでも少しは紹介できるかなと思って。そんなわけでこういうブログをやっています。「早く日本なんて脱出しろ! 海外へ出ろ!」とか勧めているんじゃないですよ。そんなことは全然思っていません。日本にそのまま住み続けたい人は住み続ければいいし、そうでない人は好きな国に行けばいい、それだけです。各々が好きにすればいいんです。

下の記事を書いたときに、「留学を検討したこともあったけど、アメリカやイギリス、オーストラリアみたいな費用が高額な国しか視野に入っていなくてあきらめてしまった……。大陸ヨーロッパだったら留学できていたかもしれない……」みたいな反応がちらほらあったので、とりあえず情報を乗っけておくだけでも助かるひとがいるのではないかと思いましてね。このブログの情報がどこかで誰かの役にたってくれれば幸いです。

www.from-estonia-with-love.net