エストニア共和国より愛をこめて

北欧に位置する人口130万ほどの小国・エストニアに暮らす大学生が、留学・観光・社会・市民生活などの話題を中心にさまざまな情報をお届けします。

今年もいろいろあったネ!エストニアの10大ニュース2017


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(ラエコヤ広場のクリスマス市場/タリン)

今年も間もなく暮れようとしています。わたしは冬休みの間にもエッセイの課題や試験があるのであまりのんびりブログを書いていられないのですが、せっかくなのでここらで2017年を振り返ってみましょうかね。

「エストニアの10大ニュース」としてみましたが、あくまでも個人的なチョイスですよ! したがってわたしの住むタリンのニュースがほとんどとなってしまっていることを前もってお断りしておきます…。

第10位 タリンで自動運転バスの試験運転

こちらは以前の記事ですでに紹介したものです。7月末から8月いっぱいにかけて、タリン市中心部で自動運転バスの試験運転が行われました。ちょいちょい小さなトラブルは起こしつつもつつがなく試験は終了したもようです。将来的にはタリンでも実用化される方針だとか。

www.from-estonia-with-love.net

第9位 バルト駅市場がリニューアル・オープン

こちらもすでに記事で紹介しています。こちらの市場、新装開店から半年経過したいまでも大変賑わっております。先日はクリスマスのイベントが開催されたのですが、わたしもタリン大学のウインド・オーケストラのメンバーとして演奏に参加しました。

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第8位 タリン空港と市街地がトラムで連結完了

タリンに旅行に来る方には朗報です。昨年からタリンのトラム交通網は大幅な改築工事が行われていたのですが(10位にあげた自動運転バスは工事により休止中のトラム軌道上を利用して運行していました)、従来市街地からはバスで連絡されていたタリン空港にまでトラムが延長されました。

ただし海路でタリンに入る場合には港と市街地の交通は相変わらずバスです。まあ、トラムとバスではそこまで利便性に違いはないと思いますが…。

estonianworld.com

第7位 仮想通貨「エストコイン」構想が発表

ことし8月に発表されたものの最近はすっかり話題にならなくなってしまったエストニア独自の仮想通貨「エストコイン」構想ですが、最近になって電子住民制度のディレクターが「エストコイン構想はまだ生きています」と発表していました。

エストニアはユーロ導入国ですが、ユーロを採用している国は独自の通貨を発行できないことになっているようで、そのあたりの規制をどのようにクリアしていくのかが課題のようです。

Estonia's own cryptocurrency still in the works, says e-Residency chief | Business | ERR

第6位 「タリン・プライド」が無事開催

LGBTの人権尊重を訴えるイベント「タリン・プライド」が多くの参加者を集めて開催されました。わたしも友人たちとともにパレードに参加してきました。途中でごく小数の反LGBT活動家によるささやかな妨害行為はあったものの、市民のみなさんからは温かい反応が圧倒的でイベントは無事に終了となりました。

エストニア以外からの参加者も多かったのが印象的でした。

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第5位 安倍総理のエストニア訪問が中止に

こちらの記事でも若干触れた話題です。

安倍総理が第一期を含めて就任後はじめてエストニアを訪問する予定だったのですが、九州豪雨の対応のために帰国することになり訪問は中止に。

エストニアのラタス首相は九州豪雨の被災者へのお悔やみを発表しています。

第4位 在日エストニア大使館のツイッターが話題に

日本のエストニア大使館のツイッターアカウントの発言が話題になったわけですが、これもいちおうエストニア関連のニュースということで…。

第3位 「青少年の歌と踊りの祭典」が開催

エストニア人にとって民族の文化として伝わる「合唱」は重要なアイデンティティ要素のひとつで、ソビエト連邦からの独立運動においても「民族歌謡の合唱」が重要な役割を果たしました。

今年はエストニアの国民的イベント「歌と踊りの祭典」の青少年バージョンが開催されたのでした。

詳しくは下の記事をどうぞ。

www.from-estonia-with-love.net

第2位 ロイヴァス国会議長、セクハラ疑惑で辞任

ターヴィ・ロイヴァスはエストニアの前首相であり(エストニアの国家元首は大統領ですが象徴的や役職で、実際の行政府の長は首相です)、エストニア国会の議長を努めていました。しかしロイヴァスがエストニア通商代表団の長としてマレーシアを訪問した際にセクハラ行為を行った疑惑が発覚し、議長を辞任しました。エストニア統一地方選挙の直前の疑惑発覚だったために大きなニュースとなりました。

www.politico.eu

第1位 エストニア統一地方選で中央党が最大の得票

これは日本のみなさんにとってどれだけ関心度の大ニュースかわかりませんが(笑)

10月に行われたエストニア統一地方選挙で、首相のユリ・ラタスが党首をつとめるエストニア中央党が全政党中最大の得票を得ました。第2位はロイヴァス率いるエストニア改革党、第3位は社会民主党が続きました。

概ね現在のラタス政権が親任されたという形になるんでしょうかねえ。エストニア政界についてわたしはそこまで詳しくないのですが…。

news.postimees.ee

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というわけで個人的な選定による2017年のエストニア10大ニュースでした。

来年2018年はいよいよエストニア建国100週年を迎えます。おそらく多数の祝典や関連イベントが開催されるとおもいますので、またご報告しますね。どうぞお楽しみに!