エストニア共和国より愛をこめて

北欧に位置する人口130万ほどの小国・エストニアに暮らす大学生が、留学・観光・社会・市民生活などの話題を中心にさまざまな情報をお届けします。

「日本スゲー!!」の次は「日本ヤベー(悪い意味で)!!」のブームが来るかな??


 「日本スゲー本」は「爺さん向けの紙のキャバクラ」

当サイトでたびたび批判してきた、外国人に無理やり日本を褒めちぎらせて「日本はすごいんだ!!世界中から尊敬されているんだ!!」などと悦に入るテレビ番組ですが、日本の地上波では相変わらず安定した人気を誇るコンテンツみたいですね。わざわざ外国人にウォシュレットを褒めさせて何が面白いのかと思うんですが。

テレビは惨状が続いているようですが、インターネットはちょっとだけ違ったりするようです。最近は「日本SUGEEE!!!」コンテンツの氾濫に対する反動なのか、SNSでは「日本は別にすごくない」「むしろ日本は遅れている」といった趣旨のウェブ記事がそれなりにシェアされていたりします。

きょうツイッターで見かけたのがこちらのダイヤモンド・オンラインの記事。

diamond.jp

「あまり豊かじゃないけど、日本て、いい国よね」――。
 北京の友人宅のパーティーで、中国人たちが何度も行った日本旅行の感想を話していた。話に夢中で(日本人の)私が横で聞いているとは思っていない。私にはいつも絶対、日本のいいところしか言わない。
 (あまり豊かな国じゃない、か……)
 あらためて聞くと、やっぱり、ちょっとショックだった。

引用元:谷崎光・著 中国人が日本人には絶対言わない日本旅行の意外な本音 | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン

たくさんある「ニッポン・スゲー」本が招いた誤解だろうか。あれは、爺さん向けの紙のキャバクラで、そりゃ1500円分、ヨイショはしてくれるが、北京に住んで17年の私からすれば、中国の人口は13億、「それは確かにそういう人も中にはいますが……」というお話である。

引用元:谷崎光・著 中国人が日本人には絶対言わない日本旅行の意外な本音 | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン

  「ニッポン・スゲー」本を「爺さん向けの紙のキャバクラ」とはよく言ったもんだと思います(笑) もうそのへんの爺さんはキャバクラで何万円も遊ぶほどお金を持っていないので、竹田恒泰あたりのペラい新書で慰撫してもらうくらいしか自尊心を保つ方法がないというわけですね。かわいそうに…。

あとは、ちょっと前にも同じく中国の深センを訪ねた青年のレポートが話題になっていましたね。

gendai.ismedia.jp

深センといえば、この夏にわたしがエストニアで出会った中国人女子学生が深センの出身でした。

彼女はエストニア語を学ぶためにタリンに数週間滞在していたのですが、実は中国屈指の名門大学で外国語を専攻していて、日本語と英語もほとんど完璧に話せるとんでもない才女だったんですよね。わたしとはずっと日本語で会話してくれたのですが非常に知性にあふれる子で、「中国のエリート層すげー!」と感服させられましたねえ。

「深センってどんな感じですか」と聞いてみたら「(北京から)里帰りするたびに街の規模がでかくなっていてびびる」と言っていたのが印象的でした(笑)

「日本ヤベー(悪い意味で)!!」本を出したい出版社の方、ご連絡お待ちしております

「爺さん向けの紙のキャバクラ」もまだまだ需要があるのかもしれませんが、どうやら「はぁ? 実は日本はそんなにすごくないよ。つーかむしろ世界から遅れてるよ」みたいな「ウォシュレットを外国人に褒めさせて悦に入っている日本人たちに現実を突きつける系コンテンツ」もそれなりに読み手が存在するっぽいんですよね。

以下はブログ開設から現在までに最も多く読まれた記事で、約50万PVを記録しております。

www.from-estonia-with-love.net

わたしはこの手の日本ディス系の記事を書くのが大好きなので、「新ジャンルとして『日本ヤベー(悪い意味で)本』をうちから出したい!!」みたいな編集者の方とかいらっしゃったら、ぜひ連絡してくださいな。 200ページ弱くらいのペラい内容の新書なら2か月くらいでなんとかなると思いますので!

ご連絡はこちらから!

docs.google.com

(※ただし自費出版には一切興味がありません。文芸社とかは連絡してこないように・笑)

日本がアブナイ!

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