エストニア共和国より愛をこめて

北欧に位置する人口130万ほどの小国・エストニアに暮らす大学生が、留学・観光・社会・市民生活などの話題を中心にさまざまな情報をお届けします。

低予算で英語を習得したい人、オンライン英会話という方法があるよ!【PR】


エストニアに来る前には海外経験がほとんどなかった!

表題のとおり今回の記事は「オンライン英会話」の紹介なんですが、その前にちょっとわたし自身の英語学習経験についての話をさせてください。ちょっとだけね!

……これまでにも何度か書いていることだとは思うんですが、わたしはエストニアに渡るまで海外経験というのがほとんど無かったんですよね。いやまったくゼロだったわけじゃないんですけど、

2005年夏 イギリスに10日間滞在

2014年春 韓国に2泊3日滞在

2015年夏 留学のためにエストニアに引っ越し

と、わずか2回、それも短期の滞在しか経験していませんでした。

たしかに「ヨーロッパの国立大学に正規留学」となると、それなりに海外での経験があって語学力もある程度に達している人が考えるものだと思うんですよね。小さい頃から英会話を習っていただとか、学生時代に語学留学や交換留学の経験がある人ですとか。

実際にタリン大学に入ってみると、留学生のほとんどは言語の系統が英語に近いヨーロッパ諸国から来ている人たちでしたし、アジア・アフリカから来ている人たちの出身国も英語を公用語としている国々だったりしまして、大半が子どもの頃から普通に英語を話している人たちだったんですよ。「20代後半になって初めてまともに英語の学習を開始した」みたいな人って、ほんとうにわたしくらいだと思います

それでもそれなりの成績をキープしながらついに最終学年にまで到達することができ、現在は卒論に取り掛かろうという段階まで来ました。これってちょっとわたしにとっては感動的なことなんですよね。「大人になってからまったくの初歩から英語の勉強を始めた日本人が、小さい頃から英語を話しているヨーロッパの学生たちと机を並べて学んでいて、そこそこ彼らと互角な成績を収めている」わけですから。

学習方法は「独習+オンラインレッスン」

わたしは日本での留学準備期間中はフルタイムで働きながら1つ目の学位取得のために大学生として学んでいたので、英語の学習にあてられる時間というのはかなり限られていました。さらに留学時の生活のために少しでも貯金をしたかったので、語学のために使うお金も出来る限り抑えたかったんですよね。

というわけで必然的にたどりついたのが、

「独習+オンラインレッスンの受講」

という学習方法でした。割合としては8対2くらいですかね。

ベースとなるのはやはり独習です。タリン大学への入学条件を満たすためにはヨーロッパ言語参照枠でいう「B2」レベルの英語能力が必要なのですが、語学力証明としてTOEFLのスコアを送るつもりだったので、TOEFLの教材をいくつか買って毎日やっていました。

TOEFLというのはリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つの技能をはかるテストなのですが、このうち「スピーキング」についての学習に困ってしまったんですよね。こればかりは独学でこなすのが難しかったので。

そこで出会ったのが当時のわたしにとっての救世主、オンライン英会話レッスンだったのです。「Skype を通して動画と音声によるレッスンを受けて英語を学ぶ」という方法ですが、スピーキングの能力についてはこれでだいぶ向上したと思います。レッスンは特別な用事がない限り毎日受けていて、日本を出発する数日前まで1年半にわたり続けていましたから。ま、それだけ英語を話していればだれでも上達しますよね…。

わたしが日本で留学準備中に受講していたのは「DMM英会話」だったのですが、この分野の最大手だけあったすでにネット上にいろいろな体験レポートがあって、メリットもデメリットも検討されていますので、わたしが新たに付け加えることはあまりなさそうです(興味がある方は検索してみてください)。

せっかくなのでもうちょっと新興勢力な感じのサービスを体験してブログ読者のみなさんに紹介みたいと思っていたのですが、このたびアメリカを拠点にしながら世界に展開しているという遠隔学習プラットフォーム「Preply」の英会話レッスンを実際に試してみる機会がありました! ということで、今回はこのサービスについて解説してみますね。

f:id:kinotoshiki:20180325191016j:plain

Preply で英会話講師を探してみる

エストニアという国ですでに2年半以上も大学生活を送っているわたしですが、実はここにきて改めて英語をブラッシュアップせねばならない事態に直面しています。

プロフィールなどにも書いているとおりわたしはエストニアに3つある国立大学のひとつ、タリン大学の正規学生なのですが、BA(バチェラー)課程終了の条件のひとつにヨーロッパ言語共通参照枠における『C1』レベルの英語運用能力を身につけていなければならない」というのがありましてね。これが結構ハードル高そうなんですよ。

「え、留学中なんだから先生や友だちと普通に話しているだけで英語なんて自然に上達するんじゃないの??」

というツッコミをいただきそうですが、この「C1」というのは「高等教育が問題なく受けられるレベルの語学運用能力がある」というランクで、アカデミックな単語もかなりの程度理解している必要があるんですよ。まあ現にわたしも社会科学を専攻する学生として「英語を使って高等教育を受けている」わけではありますが、自分の専門以外(物理だとか生物だとか考古学だとか)のアカデミックな用語はさっぱりだったりします。やはり大学の授業以外にも時間を設けて意識的に勉強しないと達成が難しそうです。できればプロの英会話の先生のレッスンを受けられたらいいんですけどねえ。

ちょうどそんなことを考えているときにこの Preply という学習サービスを知ったのでした。Preply ウェブサイトを開くと、

「世界中からの最高のマンツーマン
オンライン講師にどの科目でもさらに早く学ぶ」

というキャッチコピーがどーんと出てきますが、どうやら外国語だけではなく数学、物理学、音楽、ビジネス、プログラミングなど、さまざまなジャンルの学問や趣味を、Skype を通したマンツーマン・レッスンで学べるサービスみたいですね。

さっそく英語を教えてくれる講師を探してみると…。

preply.com

お、世界各国からたくさんの先生方がレッスンを提供していますね! 講師のプロフィールも見ることができます。英語講師としての経験年数や得意分野などを記している人が多いですね。

また、講師を検索してみてすぐに気づくことですが、「1時間数百円」といっためちゃめちゃ低価格のレッスン料で教えてくれるらしい先生が結構いますね! 多くは物価があまり高くない国々にお住まいの先生がただと思いますが、日本でネイティヴ・スピーカーの先生にマンツーマンのレッスンをお願いしたら10倍位のレッスン料がかかってしまうんじゃないでしょうか? 余計な費用がかからないオンライン教育のなせる業でしょうね。

レッスンを受講する場合、ここでみなさんのゴールに合った講師をうまく見つけていただきたいところです。わたしの場合、前に記したとおり、

  • タリン大学の卒業の条件となっているヨーロッパ言語共通参照枠のC1(高等教育レベル)をクリアする英語力を身につけたい

という事情があるのですが、さらにもう一つ、

  • 毎日英語のみで生活しているが、大陸ヨーロッパに住んでいるため英語のネイティヴ話者と話す機会がほとんどない。ネイティヴのレッスンを受けてみたい

という条件を加えてみました。そう、いくら英語だけで生活しているといっても、会話をする相手はほとんどが英語を第二言語として習得している人たちなんですよね。せっかくのオンラインレッスンなんだから、エストニアに住んでいるとなかなか出会えないネイティヴ話者の先生に教えてもらうのもいいかなと思いましてね。

そんなわけで自身の希望にマッチしそうな先生を探してみたのですが、最終的にわたしがレッスンを依頼したのがこちら、 Ilona K. 先生です。プロフィールをどうぞ。

preply.com

Hello! I am a British tutor on Preply with over 3 years experience working with people online and a graduate of UCL - one of the best universities in the world. My students enjoy my lessons because I provide an engaging, supportive and flexible atmosphere while being dedicated to correcting their mistakes.

(こんにちは! わたしはイギリス人の Preply 講師で、これまでに3年以上のオンラインレッスン経験があります。世界最高レベルの大学であるユニバーシティ・カレッジ・ロンドンを卒業しています。生徒のみなさんにはわたしの提供する魅力的で協力的で柔軟な雰囲気のレッスンを楽しんでもらっています。みなさんがミスをしてもやさしく直します)

とのことです。UCLを出ていらっしゃるということでアカデミックな会話も問題なくノッてきてくれそうですね。高等教育レベルであるC1を目指すわたしにはぴったりな予感がします。

Preply で実際にレッスンを受けてみた

ということでさっそく Preply のウェブサイトを通じて30分間のレッスンの予約をしてみました。すぐにあらかじめ登録してある連絡先メールアドレスに確認のメールが届きました。さらに講師の先生本人からも簡単な確認のメッセージが来ました。

いよいよレッスン当日。レッスンの開始時刻ぴったりに Skype に先生からの着信があり、ビデオ通話を介してのご対面となりました。とりあえずお互いの Hello というご挨拶のあと、簡単に自己紹介をしました。「エストニアに暮らす日本人」という生徒はやはりレアなのか、先生にもちょっと珍しがってもらえたようです。

今回は最初のレッスンということで、まずは今後のレッスンの方針についての相談となりました。わたしは「大学を卒業するためにC1レベルの英語力が必要なので、それをクリアすることを目標にしたいです。特にスピーキングを鍛えたいです」という希望を伝えたところ、「そうなるとボキャブラリーや文法、発音など幅広い要素が求められますね。あなたのいまの英語力をチェックしたいので、『あなたの人生でいちばん印象的だった日』というお題で、ちょっとしゃべってみてください」と、いきなり自由形式のスピーチを要求されました(笑)

ま、わたしもさすがに2年半以上も英語だけで暮らしているので、こういったお題でしたらそれなりにいろいろと答えることができます。わたしにとってこれまでにもっとも印象的な日といえば、2015年8月、生まれて初めてエストニアに降り立った日ということになるでしょうね、もちろん。ということで「成田から飛行機でアブダビ、ベルリン、ヘルシンキを経由し、さらにフェリーに乗り換えてタリン港に到着してエストニアに降り立った瞬間」の印象について数分ほどかけて英語で語ったのでした。

先生はわたしの話を聴きながらちょこちょこメモを取っているのに気づいたのですが、スピーチのあと先生からのフィードバックがあって、文法的な誤りや単語の用法についての指摘がいくつかありました。もちろんスピーチの内容自体は概ね通じてましたけどね! 繰り返しますが2年半も英語で生活してますので当たり前なのですが…。

このあたりで残念ながらレッスン時間の終了が近づいてきました。「あなたの大体の英語力は把握できたと思うので、もしもレッスンを継続したいなら今後の学習計画を練りましょう。それでは!」という言葉をかけられ、お別れを言って Skype 通話を終わりました。

…わたしの初めての Preply レッスンはこのような感じだったのですが、おそらくどなたも最初のレッスンは同様に「学習計画の相談」になるんじゃないかなと思います。どの程度のレベルを目標にしているのか、どれくらいの頻度で授業を受けられるのか、どのくらいの期間レッスンを続ける予定なのか、などを第1回めのレッスンできちんと話し合っておくのがよいのではないかと思います。相性がよさそうな講師を見つけるのも大事なことでしょうからね。

ということで今回はオンライン英会話サービスについて紹介してみました。繰り返しになりますが、わたしは独学とオンライン授業だけでなんとかヨーロッパの大学に合格できるレベルの英語力を身につけることに成功していますので、お金や時間を節約したい方はぜひ検討してみてください! それでは。