エストニア共和国より愛をこめて

北欧に位置する人口130万ほどの小国・エストニアに暮らす大学生が、留学・観光・社会・市民生活などの話題を中心にさまざまな情報をお届けします。

サーレマー島の風力発電を利用した仮想通貨マイニングが開始


バルト海からの風が平坦な島の大地を吹き抜ける

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バルト海に国土が面するエストニアにはたくさんの島がありますが、最も大きいのはサーレマー島です。エストニア本土の西岸の町からフェリーで渡ることができます。自然が多く残された風光明媚な地で、特に春から秋にかけては国内外から観光に訪れる人で賑わいます。

わたしも大学の友人たちとこの島に遊びに行ったことがあり、次のような旅行記を書いています。

www.from-estonia-with-love.net

冒頭に紹介した写真のとおり、島にはかつて穀物を挽くために使われていた風車がたくさん残されています。島の面積の大部分がごくなだらかな丘陵でしめられているので、バルト海からの風がそのままびゅんびゅん島を吹き抜けていくわけですよ。

この強い海風を利用しない手はないわけで、島内には風力発電のプラントが設置されているんですが、このほどエストニアの電力会社が風力エネルギーを利用した仮想通貨のマイニングを始めたことが報道されていました。

www.afpbb.com

仮想通貨の採掘には高性能のコンピューターを動かすための電気が当然必要で、これによるエネルギー消費量がけっこう馬鹿にならないみたいなんですよね。

jp.cointelegraph.com

電子的な通貨の普及によってリアルの地球が破壊されては本末転倒ですからね。

日本人起業家がエストニアにビットコイン採掘所を開いたニュース

仮想通貨つながりで昨年末の報道を紹介しておきます。ロシアとの国境に面する東ヴィル県に、日本人起業家がビットコインの採掘所を開設したというニュースです。

news.postimees.ee

記事には「エストニアにサーバーセンターを開いている日本人起業家のカズテル・アリムラ氏およびヒカル・クサカ氏が、東ヴィル県のナルヴァにビットコイン採掘サーバーを開いたらしい」とあります。

エストニアはもとも電気代は安いのですが、開発途上にあるエストニア東部はさらに料金が低く、サーバーを置くのにも当然有利なんでしょうね。

しかししらないあいだに日本のベンチャーが結構進出しているんですね。