遊びにそれほどお金を使わないヨーロッパの若者たち
ヨーロッパの大学生の価値観に「お勉強と遊びのメリハリをきっちりつけるのがよろしい」というのがあるようで、授業のない週末なんかは割とパァっと遊びますね。
ただ、日本の若者に比べれば、こちらの人たちはあんまりお金を使わないんですよねー。外に飲みに行くよりもホームパーティーを開くほうが多いかもしれません。
特にわたしは学生寮に住んでいるので、ときどきほかの部屋に遊びにいったり、自分たちのフラットに友達を招いたりします。
もちろんみんなで外出することもあるんですが、東京なんかに比べれば遊ぶ場所の選択肢はずいぶん限られますねえ。タリンは人口50万ほどの都市ですし、日本のチェーン居酒屋とかカラオケボックスみたいな文化はないので。遊びに行くとしたらクラブかバーですね。あとはビリヤード、ボーリングとか。
若者がお金を使わない、というよりは、そもそもそこまでお金がかからないんですよね。たとえば、
「まずはバーに集合して飲んで、お腹がすいたのでピザ屋に行ってピザを食べて、そのあと2件クラブをハシゴして未明に解散したけれど、かかったお金は10ユーロと少し(1500円くらい)だった」
……なんてことがありましたねえ。東京で同じノリで遊んだら5000円くらいはかかってしまうんじゃないかと思うんですが。
なんでそんなにお金がかからないかというと、
- チャージを取らない(というか、チャージって日本独特の文化だったような?)
- クラブもエントランス料を取らないところが多い(取るお店もあります)
- ドリンクが安い
なんてあたりが理由なんじゃないかと思います。
タリンでおすすめのクラブ&バー
せっかくなので、ついでにわたしがよく行くタリンのお店をいくつか紹介しておきますね。タリンにいらっしゃることがあればぜひ!
タリンで一番ゴージャズなクラブ。お店がある場所は中世の街並みがほぼそのまま保存されている世界遺産指定区域内にもかかわらず、ド派手に営業しております。
(夜はもっとギラギラしてます・笑)
所在地:Müürivahe 22
特に留学生が集まるクラブ。「タリンで一番安い店」を自称していて、ドリンクの多くが1ユーロという低価格。どうやって儲けてるんですかね。ただし通常エントランス料が設定されています(それでも6~7ユーロ程度)。
所在地:Aia 10
こちらも留学生のたまり場になっているクラブ。毎週月曜日にカラオケのイベントが開催されております。日本とは違って歌う人は前に出て歌唱、ほかの客はダンス、というスタイル。水曜日にはオープン・マイクのイベントもやってたはず。
所在地:Lai 10
タリン旧市街の中心部にあるお店。ここもたまにカラオケ・イベントを開催しています。
所在地:Tatari 4
タリンで最も有名なジャズ・バー。火曜日にはジャム・セッションが開催されていて、わたしもたびたびトランペットで参加して現地のミュージシャンとの演奏を楽しんでおります。
この店で演奏した数日後、別の店で飲んでいたら、知らない人から「あ、あんたこないだフィリー・ジョーズでトランペット吹いてたでしょ??」と声をかけられたことがあります(笑)
所在地:Narva maantee 5
"Live cafe" を名乗っていますがバンドの生演奏が入っているのをみたことがありません(笑) ただしラテンのDJを入れて踊れる夜が月に何回かあるようです。レストランとしても人気でわたしはハンバーガーをよく頼みます。
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以上、タリンでおすすめのお店でした。
こういった情報がどのくらい需要があるかはわかりませんが(笑) タリンにお立ち寄りの際にお役立てくださいまし。