エストニア共和国より愛をこめて

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ヨーロッパ留学のための TOEFL(R) 攻略 【公式ガイドブック編】

おことわり

「大陸ヨーロッパの大学に留学し、英語で教授されるコースを修了したい」という方のための TOEFL(R) 攻略情報です。

「大陸ヨーロッパ」とことわっていますが、英国では2014年以降、 TOEFL(R) スコアを語学能力証明として認めていないとのことなので、英国留学希望の方はご注意を。

また、TOEFL(R) 以外に IELTS(R) など他機関の語学能力判定を受け付けている大学が多いのですが、筆者は TOEFL しか受験経験がありませんので、TOEFL(R) についてのみの考察となっています。ご了承ください。

まずは公式ガイドブックを

「よし、来年から海外留学することに決めた!」
「進学希望の大学も決めた!」
「さっそく準備を始めよう!」

と決意を固めたあなた。続いて、

「どうやら英語の運用能力を証明するために、TOEFL(R) というのを受けなければならないらしい」
「出願に必要な最低スコアを大学が定めていて、それを突破しないと入学試験すら受けられないらしい」
「まずはこの TOEFL(R) とやらを突破せねば」

ということに気づかれるのではないかと思います。

あなたがいま現在、日本の大学や専門学校などに在籍していて、交換留学として海外の学校に渡る、ということでしたら、TOEFL(R) については現在学んでいる学校で指導を受けられる機会があるのではないかと思います。しかし、まだ高校生だったりすでに社会人だったりして、なおかつ周りに TOEFL(R) についてアドヴァイスをしてくれる人がいないという場合、自分自身で積極的に情報を収集しないといけません。でも、わたしも同じような条件だったのでご安心ください。いまはインターネットで TOEFL(R) についての情報はいろいろと手に入れることができますからね。

そして「さて勉強を始めるぞ!」というところまできました。

……ここで迷うのが「はて、どこから手を付ければいいのだろう???」ということだと思います。まずな何から始めればよいのか。

最初にしていただきたいのは、TOEFL(R) の公式ガイドブックを手に入れる」ことです。

Official Guide to the TOEFL Test With CD-ROM, 4th Edition
(Official Guide to the Toefl Ibt)

とりあえずこれを入手してください。すべてはここからです

そもそもTOEFL(R) というのは、「ETS」というアメリカのNPOが運営している、アカデミック英語の運用能力のレベルを測る試験なのですが、その運営元である ETS が出版している唯一の公式ガイドがこの本です。

表紙に書かれているとおり、CD-ROM 付属で、本試験と同じ形式による3回分の模擬試験が付属しており、こちらも(特に Reading と Listening のパートは)試験本番さながらの練習問題に挑戦することができます。

しかし、やはりこのガイドのメインとなるのは本体の書籍部分でしょうね。公式本なだけあって、

  • TOEFL(R) というのは何のための試験なのか
  • どのような問題が出題されるのか
  • 採点基準はどうなっているのか
  • どのような試験対策が可能か

といったことを、実に懇切丁寧に解説してくれているのです。とにかくこのガイドの書籍部分全体を熟読することが大切です。

運営元による公式本ということで、試験問題の難易度が本番と同程度に設定されているのもおすすめな点です。今後触れていきますが、対策本によっては本試験より易しい問題ばかりが載っていて実力がきちんと測れなそうなものもあったりするので。

ま、くどいですがとにかく最初はこの公式本からです。

日本語による TOEFL(R) 解説本

TOEFL(R) とはどのような試験なのかを知りたい」ということでしたら、たぶんほとんどの方が上で紹介した「公式ガイドブック」で事足りてしまうのではないかと思うのですが、なにぶん試験運営元のアメリカの団体が出版している本なので、前編英語でかかれています。「留学志望だけどまだ英語にはそれほど自信がなくて……」という方は、こちらの日本語による TOEFL(R) 入門書から始めるのがよいかと思います。

【CD付】はじめてのTOEFLテスト完全対策 改訂版 (TOEFL(R)大戦略)

実はこちらの本も結構おすすめです。ただし、

  • 公式ガイドに比べて解説があまり詳細でない
  • 模擬試験の本番再現度が公式に比べて劣る
  • 模擬試験問題の難易度が本試験に比べてかなり易しい

といった、若干の短所があります。

しかしそれらは公式ガイドを併用することでとうぜん解決できることですので、まずは日本語できちんと解説してくれる本が欲しい、という方はこちらから導入するのがよいかと思います。

TOEFL(R) というのはどんな問題が課される試験なのか」ということがわからないと対策も立てられませんので、まずはこういった入門書から始めていきましょう。

次回は【例文集・単語集編】をお送りする予定です。