エストニア共和国より愛をこめて

北欧の小国に留学中の大学生が当地への留学や観光、社会生活についての情報などをお届けします

タリン北東部に位置する風光明媚な地 ピリタ地区

今学期の初めに知り合った友達で、ちょっとおもしろい法学専攻のドイツ人の女の子がいるんですよね。法曹を目指しているやたら賢い子なんですが、たまーにわたしを遊びに誘ってくれるんですよ。

わたしは社会科学専攻なんですが、関連分野として法学の授業もいくつか履修していたりするので、その子と話すのは結構楽しんですよね。授業でも「コモン・ローとドイツなどの大陸法の違い」みたいなことを学ぶわけですが、ドイツの法律についてドイツ人の法学徒の話を聞くのはちょっと面白かったりします(わたしに知識がなくてあまり深い話はできないですが)。

こないだの日曜日も、彼女と海辺の公園を散歩しながら「死刑制度の賛否について」というハードコアなテーマに相槌を打っておりました。EUって基本的に死刑制度を廃止しているみたいなんですが、その点についてドイツ国内法や憲法との整合性が……みたいな話をしていましたがわたしにはよくわかりませんでした。(あ、彼女は日本がまだ死刑制度を存置していることを知らなかったみたいで教えたら少し驚いてました。)

日本を含めてどこの国でもそうだと思うんですが、やっぱり法律家を目指すのってかなり大変なことらしくて、ドイツでの学生生活は常に勉強漬けだったみたいなんですよねー。エストニアにはエラスムス制度の留学生として来ている子なんですが、留学中でさえ所属大学からの課題に追われているそうです。(この日も『これから30ページのレポートを書かなきゃいけなくって……』とか言っておりました。)

そんな会話を交わしつつ散策したのが、タリン北東部の海岸沿いに位置するピリタという地区でした。

かつてのモスクワ五輪でボート競技の会場が設営された地なのだとか。彼女はこの場所がお気に入りで、よく一人でこの地を散策に訪れるらしいです。

死刑について話しながら散策。

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対岸にタリン市街が見えます。

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彼女はまもなくエラスムス制度の留学期間を終え、ドイツに帰国してしまうのですが、「その前にもう一回くらいは会おうよ!」と誘われているので、とりあえず連絡を待ってみようと思います……。